鉱業向け3Dスキャナーの選び方

このページのあらゆる選択は、2つの問いに行き着きます。計測対象はどれだけ離れているか、そして業務を決める細部はどれだけ細かいか。ドローポイントから見るストープも、パレットに載った破砕機のマントルも、どちらも鉱業ですが、両方を得意とする単一の機器はありません。

以下の5つのトピック。手法間の4つの比較と、精度の意味を解説するページです。

現場上方の斜面から地表の選鉱プラントをスキャンする、三脚上のArtec Ray II
  • 距離と細部のトレードオフあらゆる選択が行き着くひとつのトレードオフ。130 mでミリメートルか、腕の届く距離で0.1 mmか。
  • 静止か移動か三脚は据えた場所を計測し、SLAMスキャナーは持ち込んだ場所ならどこでも計測します。
  • 距離とセットの数値「高精度」は、距離が付いて初めて数値になります。
  • お使いのパッケージへ何を選んでも、LAS、LAZ、E57としてVulcan、Deswik、Surpac、Leapfrogに届く必要があります。

比較が決して機器対機器にならない理由

スキャナーのカタログは仕様を比較しますが、仕様は手法をまたぐと比較になりません。トータルステーションは1点あたりではどのスキャナーよりも正確で、フォトグラメトリ用ドローンは1時間あたりどの三脚よりも広い範囲をカバーし、空洞計測ブームはスキャナーとドローンより安価です。どれも事実ですが、どれも何も決めません。業務は点を取ること、範囲をカバーすること、ストープを計測することではなく、ストープを突き合わせ、壁面を承認し、ライナーを発注することであり、それをスケジュールどおりに、誰も行くべきでない場所に送らずに行うことだからです。

そのため、ここでの比較は業務を決める基準で行います。実際に何が記録されるか、現場でどれだけ時間がかかるか、誰が操作できるか、間違えた場合の代償は何か、結果が鉱山の計画パッケージに届くか。これらの基準では、答えはたいてい単一の手法ではなく組み合わせです。三脚式スキャナーとSLAMスキャナー、SLAMスキャナーとハンドヘルド。そして各比較は、もう一方の手法が依然として勝る場面も示します。

主張ではなく計測

1.9 mm三脚から10 mで。承認される壁面や請求される体積に必要な数値Artec Ray IIの仕様
±10 mm坑内を移動しながら。誰も入れないストープを突き合わせる数値Artec Jetの仕様
0.1 mm腕の届く距離で手持ちで。マントルが正しく着座するかを決める数値Artec Leoの仕様

各手法が本当に向いている用途

作業員が安全な距離から見守るなか、坑道を飛行するドローンに搭載されたArtec Jet
  • 三脚式レーザースキャナー: 安全な距離から面全体を測量グレードで。壁面、ストックパイル、プラント、機械。

  • SLAM LiDAR: GPSなしで移動しながらカバー。坑道、道路、そしてドローンやケージが届くあらゆる空洞。

  • ハンドヘルド構造化光: 腕の届く距離で0.1 mm。ライナー、マントル、パーツ、取り付け点。

  • トータルステーション: 基準点と、ミリメートル単位で測量グレードでなければならない単一の点。その両方にとって今も正しい道具です。

ひとつの現場で午後の半日に3つの手法をご覧ください。三脚から壁面を、歩きながら坑道を、腕の届く距離で部品を。それぞれがどこで真価を発揮するかが分かります。測量責任者向けのデモをご予約ください。

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最初の案件の前に出てくるご質問

鉱山が最初に買うべき1台はどれですか

危険への曝露や待ち時間を最も減らせる1台です。坑内では通常SLAMスキャナーです。坑道を歩く速さで測量し、ストープに入れるからです。地表とプラントでは通常三脚式スキャナーです。その体積が請求され、その壁面が承認されるからです。ほとんどの操業は最終的に両方を持つことになります。

トータルステーションはまだ必要ですか

基準点には必要です。すべてのスキャナー測量はトータルステーションが設定した測点を通じて鉱山座標系に結び付けられ、ミリメートル単位で正確でなければならない単一の点(立坑中心、巻上機の芯出し)は今もトータルステーションの仕事です。やめるのは、面全体を1点ずつ拾う作業です。

フォトグラメトリでは不十分ですか

地表で、日中に、テクスチャのある地盤なら、ドローンフォトグラメトリはピットを素早くうまくカバーします。影の中の急峻な面、暗い裸岩、光やGPSのない場所では苦戦します。つまりピット壁と坑内全体です。本サイトの比較ページで、それぞれがどこで勝るかを検討しています。

精度の数値は実際に何を意味しますか

明記された距離での距離誤差です。Ray IIは10 mで1.9 mm、40 mで5.3 mm、Jetは坑内を移動しながら±10 mm、Leoは0.35–1.2 mで0.1 mm。距離なしでは数値は意味を持ちません。その理由は本サイトの精度ページで説明しています。

自社の作業員はどのくらいで使いこなせますか

数日です。Elementのスキャン担当技術者は2日間の指導付き練習の後に独力で作業し、Weldco-Bealesは本体の画面のおかげで学習の手間がほぼなくなったと評価しています。SLAMスキャナーには覚えるべき据え付け手順自体がありません。

選択によって必要なソフトウェアは変わりますか

変わりません。Artec TwinsがJetとRay IIのデータを、Artec StudioがLeoを扱い、どちらもLAS、LAZ、E57と標準的なメッシュをMaptek Vulcan、Deswik、Micromine、GEOVIA Surpac、Leapfrogに書き出します。何を選んでも、採掘計画パッケージは今お使いのままです。

高視認性の装備を着けた2人の鉱山技術者が、露天採掘場のベンチを見渡している

比較検討中の選択肢についてお聞かせください

スキャナーに担わせたい業務、現在の計測方法、改善すべき点をお知らせください。鉱業専門スタッフが、貴社が実際に作業する距離での推奨案と、その裏付けとなる数値をご提案します。